「ハッピーサマーウェディング」

◆春夏秋冬 様


♪父さん母さん ありがとう
 大切な人が出来たのです
 「やったね」

蛮「なにぃっ!?」
卑弥呼「・・・よ、よかったわね」
銀次「ありがとう、卑弥呼ちゃん」

♪生まれてきたから あのひとと
 めぐり逢えたわ 運命の彼氏(これで”ひと”とよむ)

花月「そんなっ、銀次さんっ!!?」
士度「・・・だまされてる・・・」
銀次「そんなんじゃないよぉっ!本当に、そう思ったんだ・・・よ・・・(赤面)」

♪何度となく くじけそうな日もネ

銀次『殺さなくても道はあるだろう!!』
赤屍『・・・いいでしょう。私も寝首をかくのは趣味ではありませんからね』
銀次(もう限界だ・・・赤屍といると昔の自分を思い出す・・・)

♪夢がわからなくなった時も
 愛が足りないなんて甘えたり

銀次「赤屍俺のこと実は愛してないでしょっ!!」
赤屍「は?銀次君いきなり何を?」
銀次「だって、いつも朝起きると赤屍隣にいないし・・・そんなのさみしいよぉ、赤屍ぇ・・・」

♪困らせてばかりだったけど

銀次「ふっ・・・やぁっ、やだぁっ、もぉ・・・っかばねぇっ」
赤屍「だめですよ。あんなふうに私があなたを愛してないなんて疑うから・・・
お仕置きですよ」
銀次「んっ、・・・やんっんぅ・・・い、じぃわるっ・・・はぁっ」
赤屍「どうしてほしいか口で言って下さいよ・・・そうしたら・・・ね、銀次君・・・」
銀次「・・・んっ・・・あ、赤・・・ばねっ、・・・おねぇがいっっ・・・」

「アチャー」
ワォ!


♪アー 父さん母さん (ヤイヤイヤー)
 アー 感謝してます (ハイハイ)
 アー たくさん心配 (ヤイヤイヤー)
 アー かけてゴメンね (ハイハイ)

花月「そんな・・・銀次さん、謝らないで下さいよ。(むしろ赤屍こそ謝れ!!)」
士度「そうだぜ、銀次。(赤屍ぶっ殺す)」
銀次「・・・二人とも・・・(じ〜ん)」


♪一生懸命恋しました
 Thank you


卑弥呼「・・・あんたそれマジで言ってんの?」
銀次「・・・うん」


〜2番♪

♪父さん母さん ありがとう
 改めて言うの 照れちゃうけど
 「ありがとー」

蛮「俺か・・・なぁ、父さんって俺か?」
卑弥呼「母さんはもちろんわたしよねっ?」

♪電話やメールじゃなんだから
 直接顔見て伝えたいです

花月「本当にするんですか!!?銀次さんっ!!!?」
士度「実は冗談だろ!?おいっ!!?」
銀次「ううん。本気だよ。
  本気で赤屍と結婚するんだ〜(はぁと)」
夏実「うわぁ、じゃぁ”赤屍銀次”になるんですね銀ちゃん」
銀次「もぉ、恥ずかしいからやめてよ夏実ちゃん!!」
夏実「イニシャルはG.A.で前とかわりませんね」
銀次「ねー(はぁと)」
花月・士度(赤屍潰す!!)


♪思春期ではほんの少しだけ
 それなりに反抗期迎えた

銀次『・・・蛮ちゃん オレ ゴメン・・・行くわ オレ』(←第1巻参照)


♪学生の頃 恋した彼には
 父さん 怒鳴ったりしていた
 「なんだきみは・・・」
蛮『ふざけろよ?この変態野郎』(←第5巻”IL編A”赤屍に対するセリフ)


ワォ!

♪アー 父さん母さん (ヤイヤイヤー)
 アー 尊敬します (ハイハイ)

蛮「銀次・・・
 ちっ・・・好きにしろよ」
銀次「蛮ちゃん・・・」
卑弥呼「蛮・・・
   ほら、ハンカチ」
蛮「バーカ・・・余計なことしやがって・・・」

♪アー わがまま娘 (ヤイヤイヤー)
 アー これからも娘 (ハイハイ)

波児「・・・娘って・・・」
卑弥呼「ほら、銀次もいつまで泣いてんのよ・・・」
銀次「・・・卑弥呼ちゃん」
蛮「・・・いいか銀次。
 お前の苗字が変わろうと、俺はお前のパートナーだ。
 ・・・辛かったらいつだって戻ってこいよ・・・?」
銀次「・・・っ・・・ばんちゃぁぁんっ・・・」
蛮「・・・ばぁか、泣く奴がいるかよ・・・ったく・・・」
銀次「ばっ・・・蛮ちゃんだって」
蛮「うるせー・・・心の汗だ」
卑弥呼「・・・蛮っ・・・」
波児「・・・お前ら・・・何やってんの・・・本当に」

♪一生懸命 親孝行
 したい


銀次「(改めて)紹介します。
  中央T医大で外科医をしている赤屍さん」
赤屍「・・・どうも、こんにちは(にっこり)」
蛮「・・・どうも(むすっ)」
銀次「裏では運び屋やってて、その業界では一番嫌われてるけど、優しい人なんだ」
卑弥呼「いや、それは色々考えるわね」
蛮(だまされてる?)
銀次「人殺しが趣味だったけど、俺頑張ってやめさせた」
卑弥呼「なっ・・・なんてすごい奇跡を・・・」
銀次「蛮ちゃん言ってたよね。『話のわかる奴に悪い奴はいない』って・・・」
蛮「・・・微妙に使い方が違うぞ・・・」
赤屍「・・・美堂君
  お願いしますっ」
卑弥呼(あ、赤屍が・・・)
蛮(土下座している・・・)
銀次(赤屍・・・俺たちの為にそこまで)
赤屍「・・・銀次くんを、私にくださいっ。お願いします」
銀次「・・・蛮ちゃん・・・卑弥呼ちゃん・・・」


♪アー 父さん母さん (ヤイヤイヤー)
 アー 感謝してます (ハイハイ)
卑弥呼「・・・必ず幸せになるのよ・・・?」
銀次「・・・卑弥呼ちゃん・・・」

♪アー たくさん心配 (ヤイヤイヤー)
 アー かけてゴメンね (ハイハイ)
 「一生懸命恋しました」

卑弥呼「・・・ほら、蛮・・・」
銀次「・・・蛮ちゃん」
赤屍【今だ頭を下げたまま】

♪アー 父さん母さん (ヤイヤイヤー)
 アー 尊敬します (ハイハイ)

蛮「・・・ちっ・・・
 バカヤロー・・・
 おい、赤屍っ。銀次泣かしたりすんじゃねぇぞっ!!?」

♪アー わがまま娘 (ヤイヤイヤー)
 アー これからも娘 (ハイハイ)

銀次「っ、蛮ちゃんっ」
赤屍「ありがとう、ございます」

♪一生懸命誓います
     

 Happy




《end》